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ジムという不思議

ボクシングを始めるならボクシングジムへ、野球をするなら部活や野球教室へ、ゴルフなら経験者に連れられラウンドやスクールへ。


一般的にはそこに指導者がおり、同じことを志す仲間がいます。


ジムやフィットネスクラブにもトレーナーがいて最初に器具の扱い方を教えてくれることもあります。

ただその後は基本的に自分で行うというスタンス。

当然ながら正しいトレーニングを身につけることは不可能です。


冒頭に挙げたような競技の場合は、自己流で身につけることは無理だから教わろうというのがごく自然な流れですが、トレーニングの場合は不思議と自分でどうにかしようとするものです。


『パーソナルトレーニング』というのはその隙間にいる人を救済するシステムなのですが、

10年ほど前に"結果にコミット"が大流行して以来その姿と世間の抱くイメージは変わってしまいました。

ブームが去った現在は徐々に本来の意味合いを取り戻しつつありますが。


しかし、これもまた価値観の押しつけであることも事実であり、矛盾を感じるところです。


自分が10代でトレーニングに夢中になったのは、それが自由であり、他人にとやかく言われることなく、一人で好きなように行えるからというのが大きな要因の一つです。(余談ですが、最大の理由は他の人がやってないから)


その割に現在の自分は「正しいトレーニングを行いましょう」などという押し売りをしています。


行列のできるチャーハン屋の店主は、昼休憩でコンビニのサンドイッチを食べていました。

仕事とはそういうものなのでしょう。


良いのか悪いのかはおそらく最後までわからないのですが、25年ほど続けてきた筋トレの技術とその指導がたまに人に役立つことがあるのも事実なので、その間は続けてみようと思います。


最近の夜の嗜み、ゼロコーラの炭酸水割り。

これでドライな感じになる。

nishi


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